【コラム】AI時代は、「やらない理由」が通用しなくなるかも。

Arai

YouTubeで紹介したとおり、プロ級とは言わないまでも、素人っぽくないスライドが一瞬で出来てしまう時代になりました。

それでふと思ったんです。

AIがある前提の世界では、「やらない理由」が通用しなくなるかも、と。

AI時代以前なら、「忙しいから」「専門外だから」「中身で勝負するから」といった理由が、当然受け入れられていました。

なぜなら、「素人」から抜け出すには相応の時間が必要だったからです。

特に士業のように分かりやすい専門性を持っている人は、「それ以外」がいかにも素人でも「そりゃそうだよね」と思われていました。

その専門性を身につけるために、大半の時間を費やしてきたと容易に想像つくからです。

ところがそういった言い分が、だんだん通じにくくなってきた気がします。

なぜなら、AIを使えば「誰でも、そこそこのクオリティのものを、短時間で作れる」ようになったからです。

つまり「できない」が、「能力」の問題から(AIを使わないという)「姿勢」の問題へと変換されてしまう。

つまり「AIで5分あれば改善できるのに、なぜやらないの?」と思われてしまうかもしれません。

本人は以前のやり方を続けているだけで、何も怠けていないのに、周囲がAIを使うことで相対的に遅れを取ってしまう。

ちょっと切ないけれど、そういう変化が静かに起きているように思います。

もちろん、AIを使わないのも自由です。

でも、周りがどんどんAIを使って当たり前になっていく中で、「使わない」という選択が、様々な損失を生む気がします。

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新井 玲央奈
新井 玲央奈
パラレルワーク弁護士
弁護士(17年目)|「人・企業の魅力を伝えたい」という想いから、HP・動画・チラシ・パンフレットの制作、ライティング、コーチング等も行うフリーランスです。
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