動画制作

【動画制作】LGBTQ関連動画公開|無知に気付き、知るということ。

Arai

パラレルワーク弁護士として、弁護士・HP制作・動画制作・法律系ライティングなどを行っている新井です。

京都弁護士会からご依頼いただき、制作させていただいた動画が公開されました。

制作を通して感じたことと共に、動画を紹介いたします。

LGBTQのこと、ほとんど知りませんでした…

動画制作のお話をいただいたのは、2021年春。

LGBTQというテーマは決まっていましたが、「詳細はこれから」という段階でした。

正直僕は、その時点で「LGBTQ」が何の略称なのかも正確に知らず、当事者にお会いしたこともありませんでした(実際にはお会いしているはずですが、僕に対してカミングアウトされた方にはお会いしたことがありませんでした)。

そこから本を読んで基礎知識を学び、実際に当事者にお会いする中で、いかに自分が無知で、いかに自分の世界でしか物事を見られていないか痛感させられました。

例えば僕は、「LGBTQの人は〜」という風に、ひと括りに捉えてしまっていました。

でも「LGBTQ」はそれぞれ属性が違いますし、ここに当てはまらない方もいます。

そして「L」「G」「B」「T」「Q」それぞれの中でも、一人一人違います。

考えてみれば当たり前の話で、僕のことを「日本人は〜」とか「弁護士は〜」というカテゴリーで語られると、「いやいや、ひと括りで捉えないでよ」と思います。

でも、「自分がよく知らないことだと、いつの間にかひと括りにしちゃうんだな」と気付きました…。

動画は、何時間も撮影したほんの一部です。

それでも、伝わるものがたくさんあるはずです。

動画制作を通じて知り合った方は、皆さん本当に素晴らしい方ばかりでした。

それぞれに想いがあり、情熱があり、事情があり、この問題の奥深さ、そして人間の奥深さを学ばせていただきました。

この問題について、自分に何ができるか分かりません。

だけど、まずは「知ること」、「知ろうとすること」だと思います。

2本の動画

1本は、京都に本社を置く上場企業「三洋化成工業株式会社」の取り組み紹介です。

LGBTQに関する様々な取り組みを行っており、トップダウンで取り組みを始めた安藤会長からも直接お話をうかがいました。

また、ゲイであり、三洋化成で社内研修なども行うYouTuber「かずえちゃん」からもお話をうかがいました。

もう1本は、京都市のパートナーシップ宣誓制度の紹介です。

宣誓第一号となったレズビアンカップルの方から、お話をうかがいました。

アメリカで同性婚をしたものの、同性婚が認められていない日本で暮らすお二人。

その葛藤、宣誓制度の意義などをお話いただきました。

言葉に本当に力があり、胸を打たれました。

ABOUT ME
新井 玲央奈
新井 玲央奈
パラレルワーク弁護士
弁護士(16年目)|「人・企業の魅力を伝えたい」という想いから、HP・動画・チラシ・パンフレットの制作、ライティング、コーチング等も行うフリーランスです。
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