Google Workspace入門

Google Workspaceで無料版Gmailを送受信する方法を徹底解説【Google Workspace入門#4】

Arai

YouTube版

「Google Workspace(グーグルワークスペース)契約しようかな」と考えている方に向け、

  • Google Workspaceの基本
  • 無料のGoogleアカウントからの移行方法

などを解説する連載です。

最後に、初年度料金10%OFFクーポンの案内もあります。

YouTubeでも、弁護士向けのAI活用・業務効率化について発信しております。

チャンネル登録お願いします!ほんとに!

今回の内容

今までずっと無料版Gmailを使ってきたんですが、今後はGoogle WorkspaceのGmailを使いたいです。どういう課題がありますか?

考えうる課題
  1. これまで無料版Gmailで送受信してきたメールをどうするの?
  2. これから無料版Gmail宛に届くメールを、どうやって確認するの?
  3. これから無料版Gmailから送信したい場合、毎回無料版Gmailに行く必要があるの?

①については、前回解説しました。ただこれは、「移行時点までに送受信したメール」の話。

あわせて読みたい
無料版Gmailの送受信メールをGoogle Workspaceに移行する方法【Google Workspace入門#3】
無料版Gmailの送受信メールをGoogle Workspaceに移行する方法【Google Workspace入門#3】

ですから、それ以降に届くメールは当然移行されません(②の課題)

そうなると、無料版Gmailを定期的に見に行く必要があり面倒。

そして、無料版Gmailから返信するには、これも無料版Gmailから行う必要があり面倒です(③の課題)

そこで今回は、②と③を完全に解決する方法を解説します。

本記事に沿って設定していただければ、次の状態を達成できます。

  • これから無料版Gmailに届くメールは、すべてGoogle Workspaceの受信トレイに届きます
  • これから無料版Gmailで行う送信は、すべてGoogle Workspaceから行えます
  • つまり、Google WorkspaceのGmail一つで、
    ・Google Workspaceを契約したアドレスでの送受信
    ・無料版Gmailでの送受信
    どちらもできるようになります

設定は若干面倒ですが、一度やってしまえば半永久的に使えますので頑張りましょう!

仕組みについて

  1. これから無料版Gmailに届くメールをGoogle Workspaceに転送(受信のみ対応)
  2. Google Workspace上で、無料版Gmailとして送信できるようにする(送信にも対応)

今回、この2段階の設定を行います。

仕組み

誰かが無料版Gmail(xxx@gmail.com)に送信する

転送設定

それを自動的にGoogle WorkspaceのGmail(例:xxx@dokujidomain.com)へ転送

これによって、無料版Gmailに届いたメールを認識できる

ここまでで、受信の問題は解決。
転送だけでOKな場合はここで終わり。

  • 転送されてきたメールに、そのままGoogle Workspaceから返信すると、相手には「xxx@dokujidomain.com」で届く
  • 「xxx@gmail.com」から送信したい場合は、無料版Gmailに行く必要がある
無料Gmailから送信できるように設定

転送されてきたメールにGoogle Workspaceから返信するとき、「xxx@gmail.com」から返信するか「xxx@dokujidomain.com」から返信するかワンクリックで選べる

①だけで良い?②まで必要?

①は文字通り転送するだけで、それ以上の権限をGoogle Workspaceに与えるものではありません。

さらに②を設定することで、Google Workspaceに対し、送信の権限も与えるイメージ。

無料版Gmailに届いたメールを見られれば良い①のみでOK
無料版Gmailに届いたメールを見て、Google Workspaceのアドレスから返信していく方針①のみでOK
※相手からすると急に送信元アドレスが変わるので、見落とされるリスクは一応考慮してください
無料版Gmailアドレスとしても返信したい②まで設定してください

僕は、複数の無料GmailをGoogle Workspaceで受信するようにしました

そしてメールによっては、相手が元々送ってきた無料版Gmailアドレスで返信したいです

ただそのたびに無料版Gmailに行くのは面倒なので、②まで設定しています

1
受信のみ対応

無料版Gmailに届いたメールをGoogle Workspaceに転送

Googleの「Gmail のメールを他のアカウントに自動転送する」にも書いてありますのでご参照ください。

まず、転送元である無料版Gmailにログイン。

右上の歯車アイコンをクリック→「すべての設定を表示」をクリック。

「メール転送とPOP/IMAP」をクリック。

「転送先アドレスを追加」をクリック。

この画面になりますので、転送先であるGoogle Workspaceのアドレスを入力して「次へ」をクリック。

確認が出るので、指示に従って続行してください。

転送先に確認メールを送ったと表示が出ます。

転送先であるGoogle Workspaceに確認メールが届くので、確認リンクをクリック。

確認画面が出るので、表示に従って続行すると確認完了。

転送元である無料版Gmailの先ほどの画面に戻ります。

すると、転送先アドレスを入力する欄が出現。

もし入力欄が出ていなければ、上記画面を再読み込みしてください。

この画面に戻る方法
  • 右上の歯車アイコンをクリック
  • 「すべての設定を表示」をクリック
  • 「メール転送とPOP/IMAP」をクリック

転送するほうにチェックを入れて、転送先であるGoogle Workspaceのアドレスを入れてください。

そして転送した後、元々無料版Gmailに届いていたメールをどうするか選べます。

選択肢処理結果
残す何もせず受信トレイに未読のまま残す
既読受信トレイに既読の状態で残す
アーカイブ受信トレイから見えないようにする(「すべてのメール」から見られる)
削除文字通り削除

転送設定をした当初は「残す」または「既読にする」にして、転送が間違いなく行われているかチェックするのがオススメ。

間違いなく転送が続けば、「アーカイブ」か「削除」にしても良いでしょう。

それでも不安な方は削除は避けた方が良いですが、メールがどんどん溜まって容量を圧迫する点はご注意ください。

転送先のアドレスを入れたら、同じ画面の下の方にある「設定を保存」を忘れずに押してください。

転送設定が成功すると、最上部に転送している旨が表示されます。

転送のみでOKという方は、以上で設定完了です!

2
送信にも対応

Google Workspace上で、無料版Gmailとして送信できるようにする

無料Gmailアドレスから送信するには、本来は無料Gmailにログインして送信する必要があります。

でもそれだと面倒なので、「Google WorkspaceのGmailから、無料Gmailアドレスを使って送信できるようにしよう!」という設定です(正確には代理じゃないですが、代理送信みたいなものです)

無料Gmail側の設定

まず無料版Gmail側で、Google Workspaceに送信を許可するコードを取得します。

無料版Gmailにログインして、右上のアイコンをクリック。

「Googleアカウントを管理」をクリック。


左サイドバーの「セキュリティ」をクリック。

「Googleにログインする方法」の「2段階認証プロセス」が有効になっているか確認。

  • 有効の場合・・・この画面では何もせず、この記事を読み進めてください
  • 無効の場合・・・クリックして有効化した上で、この記事を読み進めてください(簡単な作業で済みます)

続いて、「アプリパスワード」を発行します。

アプリパスワードは、Google Workspaceからのメール送信を安全に許可するための「特別なパスワード」です

これにより、メインのパスワードを使わず安全に連携できます

下記ボタンをクリックしてください。

このページが表示されましたでしょうか?

表示されていたら、右上のアイコンを見て、Google Workspaceに送信権限を与えたい無料Gmailでログインした状態か確認してください。

違うアカウントになっていたら、アイコンを押してログインアカウントを変更。

上記ボタンを押しても上記画面に行けない場合

なぜかアカウント管理画面に飛ぶことがあるので、その場合は下記リンクをコピーして、アドレスバーにペーストしてください

https://myaccount.google.com/apppasswords

それでもダメな場合は、「Google アプリパスワード作成」でググってください

中央の「アプリ名」に名前を入れて、「作成」をクリック。アプリ名は、自分が分かれば何でも良いです。

16桁のパスワードが発行されます。

このパスワードは、この画面を消すと二度と表示できません。

後で使うので、Wordなどにコピペしておいてください。

もし忘れてしまっても、もう一度パスワード発行を行えばOKです。

Google Workspace側の設定

まず下記ボタンを押して、Google Workspaceの「管理コンソール」へログインしてください。

ここで入力するログイン情報は、無料アカウントではなくGoogle Workspaceで契約したアカウントです

ログインすると、下のような画面になります。

下記の順番で左サイドバーのメニューをクリックしてください
  1. アプリ
  2. Google Workspace
  3. Gmail

ここまでクリックすると、次の画面に自動で移動します。

少し下にスクロールすると「エンドユーザーのアクセス」があるのでクリック。

「ユーザーごとの送信ゲートウェイを許可」という欄があるのでクリックすると、チェックボックスが現れます。

チェックが入っていない場合は、チェックを入れて「保存」をクリック。

管理画面を離れて、Google WorkspaceのGmailへ。

右上の歯車アイコンをクリック→「すべての設定を表示」をクリック。

「アカウントとインポート」タブをクリック。

「他のメールアドレスを追加」をクリック。

ポップアップウィンドウが開くので、必要事項を入力します。

「エイリアスとして扱います」の部分はなかなか難しいのですが、「xxx@dokujidomain.com」宛に直接届いたメールと「xx@gmail.com」宛に届いて転送されてきたメールを区別して運用したい場合は、オフ(チェックを外す)でOKです(僕はオフです)

エイリアスは、かなりややこしい話です。詳しく知りたい方は、Geminiに聞いたりググってみてください。

「次のステップ」を押すと下記画面になります。

項目設定内容
SMTPサーバー元々入力されている「smtp.gmail.com」のまま
ポート587
パスワード先ほど解説したアプリパスワードを入力(アカウントのログインパスワードではありません)※下に注意事項書いています
TLSかSSLかTLS
アプリパスワードの罠

先ほど発行したアプリパスワードをそのままコピーすると、スペース含めて19桁。なんと、そのままペーストするとエラーになります。

対策としては、スペースを消して16桁にしてコピペしてください

つまり、パスワード発行画面で表示されるのは「abcd efgh ijkl mnop」

これを一度Wordとかに貼り付けて、スペースを消して「abcdefghijklmnop」にしてコピペすると成功します。

先ほどの画面で必要事項を入力して「アカウントを追加」を押すと、この画面になります。

無料Gmailを見に行くと、確認メールが届いています。

本文にリンクがあるので、クリック。

「確認」をクリック。

無事に設定完了!これで、Google Workspace上で、無料Gmailを使って送信ができます。

Google WorkspaceのGmailの設定画面を見ると、先ほど設定した無料Gmailが追加されています。

Google WorkspaceのGmailで新規メール作成を開いて、「差出人」をクリックすると、「送信元」として指定できるアドレスが表示されます。

返信画面でも、同様に選択できます。

  • ここで無料Gmailを選べば、相手には無料Gmailアドレスが表示される
  • それに対して相手が返信すれば、無料Gmailアドレスに届く
  • それが、前半で設定した転送によって、Google WorkspaceのGmailに届く

こういう仕組みになります。

送信元選択の便利機能

無料Gmailから転送されてきたメールには、無料Gmailアドレスで返したいです
また、Google Workspaceアドレスに届いたメールには、Google Workspaceアドレスで返したいです

宛先に関わらず、特定のアドレスから返したいです

どちらも可能です

Google WorkspaceのGmailへ。

右上の歯車アイコンをクリック→「すべての設定を表示」をクリック。

「アカウントとインポート」の「デフォルトの返信モードを選択」欄で、次の選択が可能です。

選択結果
メールを受信したアドレスから返信する相手が送ってきたアドレスを送信元にして返信
常にデフォルトのアドレスから返信する相手が送ってきたアドレスに関わらず、デフォルトで設定したアドレスを送信元にして返信

これはあくまでも「デフォルト」、つまり返信画面を開いたときの最初の設定なので、先ほど紹介した「差出人」の選択欄で変更できます。

要は、「毎回差出人を選択するのが面倒」「選択を忘れがち」なので、「最初はどうしておきますか?」という設定にすぎません。

上で出てきた「デフォルトのアドレス」は、「アカウントとインポート」で選択(変更)できます。

以上で設定完了です!ほんとにお疲れ様でした!

当面は、転送がうまくいっているか、定期的に無料Gmailを見に行ってください

また、送信元の設定がうまくいっているかも注視しておいてください

初年度利用料金10%OFFクーポン配布中

Googleの規約上、公開の場に記載できないため、お手数ですがコンタクトフォームからクーポンご希望の旨、ご連絡ください。

こちらからご連絡ください
Contact|お見積り・ご相談無料
Contact|お見積り・ご相談無料

まとめ

無料版GmailからGoogle Workspaceに移行する際の、「今後無料Gmailに届くメールはどうするの?」という問題の解決法を徹底解説しました。

ABOUT ME
新井 玲央奈
新井 玲央奈
パラレルワーク弁護士
弁護士(17年目)|「人・企業の魅力を伝えたい」という想いから、HP・動画・チラシ・パンフレットの制作、ライティング、コーチング等も行うフリーランスです。
記事URLをコピーしました