Google Workspaceで複数のアドレスを作って送受信する方法｜予備のメールアドレス（エイリアス）【Google Workspace入門#6】

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今回の内容

一つのアカウントで、複数のメールアドレスを作れますか？

たとえば、クライアントとメールする際に使うアドレスと、問い合わせ用に外部に公開するアドレスを分けたりしたいです。

可能です！しかも追加料金「不要」です！

前提

• アカウントそのものを増やす場合は、1アカウントごとに費用がかかります。
  そうすれば、Aさん用のGmailやカレンダー、Bさん用のGmailやカレンダーという形になります。
• 一方、1つのアカウントの中で、複数のメールアドレスで送受信するだけなら追加契約は不要です←今回はこの解説
  アカウントを増やすわけではないので、Gmailやカレンダーを使えるアカウントは増えません。
  「一人二役」というイメージです。
• まとめると、複数名が各自のGmailやカレンダーなどを使いたい場合は、複数のアカウントが必要。
  1人が、複数のアドレスで送受信するだけなら1アカウントのままでOK。

【Step1】別のアドレスを作って受信する

• Google WorkspaceのGmailにログイン
• 右上のアイコンクリック
• 展開したメニューの「管理コンソール」クリック

• 管理コンソール左サイドバーの「ディレクトリ」クリック
• 展開したメニューの「ユーザー」クリック
• 追加アドレスを作りたいユーザー名クリック（上記画像の③の部分）

• 「ユーザー情報」クリック

• 「予備のメールアドレス」クリック

• メインのアドレスとは違う文字を入れてください（これが@の前の文字になります）
• 「ドメイン」はメインアドレスと同じドメインを選択（通常は、そもそもそれしか選択できない）
• 必ず「保存」を押してください

これで受信設定は完了

以上で、メインアドレスとは別のアドレスの作成が完了。これで「受信」はできます。また、この方法で30個まで作れます。

試しに、Google Workspaceのメインアドレスではないアドレスから、今作ったアドレスにメールを送ってみてください。

それが、Google Workspaceの受信トレイに届けばOKです。

受信するだけであれば以上で終わりですが、追加したアドレスから送信するにはもう一つ設定が必要です。

【Step2】別のアドレスから送信もする設定

• Google WorkspaceのGmailにログイン
• 右上の歯車アイコンクリック
• 展開したメニューの「すべての設定を表示」クリック

• 「アカウントとインポート」クリック
• 「他のメールアドレスを追加」クリック

• ウインドウが開きます
• 「名前」欄は相手に表示させたい名前
• 「メールアドレス」は先ほど作ったアドレス
• 「エイリアスとして扱います」にチェックを入れる
• 「次のステップ」をクリック

• 「確認メールの送信」クリック

• Google WorkspaceのGmailを見るとメールが届いています
• 黄色で囲んでいる部分のリンクをクリック
• その後確認を求められるので確認をクリック

• Google WorkspaceのGmailにログイン
• 右上の歯車アイコンクリック
• 展開したメニューの「すべての設定を表示」クリック

• 「アカウントとインポート」クリック
• 上記画像②の部分に、追加したアドレスが表示されていればOK

• メール作成の際、「差出人」をクリックすると、差出人（=送信元アドレス）を選べるようになり、メインアドレスでも追加したアドレスでも送信できます

以上で送信設定も完了です。

試しに、追加したアドレスから、Google Workspace以外のアドレスにテストメールを送ってみてください。無事送信できれば完了です（受信した側から、そのメールの送信元も確認して問題なければOK）

現状、少なくともメインのアドレスと追加したアドレスがあるはずです。

返信する際にどちらのアドレスを使うかは、「メールを受信したアドレスから返信する」にしておけば、自動的に、受信アドレスがメインアドレスならメインアドレスから、受信アドレスが追加したアドレスなら追加したアドレスから返信になります。

「常にデフォルトのアドレスから返信する」にしておけば、受信アドレスが何であっても、常に特定のアドレスから返信します。デフォルトは、上記画像の「デフォルトに設定」で変更可能です。

どちらを選択しても、実際返信する際に選択はできるので、あくまでも「初期状態をどうしておくか」という設定です。

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まとめ

Google Workspaceで複数のアドレスを作って送受信する方法を徹底解説しました。

新井 玲央奈

パラレルワーク弁護士

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弁護士(17年目)｜「人・企業の魅力を伝えたい」という想いから、HP・動画・チラシ・パンフレットの制作、ライティング、コーチング等も行うフリーランスです。