HP制作

士業HPに載せるプロフィール写真のポイントとは?

Arai

パラレルワーク弁護士として、弁護士・HP制作・動画制作・法律系ライティングなどを行っている新井です。

ホームページには士業の紹介ページを作ることが多いですが、

  • 紹介ページにプロフィール写真を載せるべきか?
  • 載せるなら、どんな写真が良いか?
  • 自分で撮っても良いか、プロに頼むべきか?

こういった質問を受けることがあります。

そこで今回は、プロフィール写真について一通り解説します。

これからHPを作る方は、制作時の参考に。

既にHPをお持ちの方は、これを機に確認してみてください。

①プロフィール写真を載せるべきか?

結論

載せた方が良いです。

HP全体に顔写真をたくさん使わなくても、紹介ページだけでも使った方が良いです。

ただ、色々事情があって載せられない方もいらっしゃいますので、それはやむを得ません。

載せたほうが良い理由

相談・依頼を考えている方にとって、士業は敷居が高いです。

その大きな原因の一つは、「よく分からないから」です。

  • 何を準備すれば良いのか
  • どれくらい時間や費用が掛かるのか
  • どんな場所で相談を聞いてもらうのか
  • どんな士業が相談に乗ってくれるのか

そういった「分からないこと」が「不安」につながります。

「分からない」というのは、それだけで不安です。

そこで、士業の写真があれば「安心」につながります

病院を探しているとき、HPに穏やかで信頼できそうな医師の写真があったら、安心しませんか?

反対に、写真がなかったり、怖い顔だったり、自信がなさそうな医師の写真があったら、ちょっと不安になりませんか?

それと同じことです。

②載せるなら、どんな写真が良いか?

写真なら何でも良いわけではありません。

場合によっては、ネガティブに働くこともあるので注意が必要です。

結論

「相談に来て欲しい方に、安心感・信頼感・親近感を持ってもらえる写真」が良いです。

何に安心感・信頼感・親近感を覚えるかは、人それぞれです。

ビシッとスーツを着た姿に親近感を覚える方もいれば、Tシャツ・ジーパン姿に親近感を覚える方もいます。

腕組みして真面目な顔をした写真を「頼もしい」と安心感を覚える方もいれば、「偉そう」「怖そう」と敬遠する方もいます。

大事なのは、自分がどういう方から依頼が来て欲しくて、その方はどういう写真に安心感・信頼感・親近感を覚えるか、ということです。

具体例

いくつか具体例を挙げますが、これは一つの見方に過ぎません。

ぜひ「来て欲しい方」を具体的にイメージして、考えてみてください。

  • 自由な社風のベンチャー企業から依頼が来て欲しい場合は、ビジネスカジュアルで屋外で撮る
  • 堅い業種や歴史ある企業から依頼が来て欲しい場合は、ビシッとスーツを着て重厚感がある背景で撮る
  • スポーツ分野から依頼が来て欲しい場合は、関連する物と一緒に撮る
  • クリエイターから依頼が来て欲しい場合は、雰囲気のある写真を撮る
  • 腕組み写真を「頼もしい」と感じる方に来て欲しい場合は、腕組みでキリッとした写真を撮る
  • 広く一般の方から依頼が来てほしい場合は、クセのない、清潔感があって好感の持てる写真を撮る

NG例

  • 適当に撮った(と思われそうな)写真や旅行の写真の使い回し(と思われそうな)写真
    →勘違いされがちですが、「親しみやすさ」というのは、「素人っぽいこと」ではありません
  • 自分のキャラと合わない、どこか「無理してる感じ」が見える写真
  • 「士業っぽくない」を狙い過ぎている写真(士業に頼むからには、一定の士業らしさは大事)

③自分で撮っても良いか、プロに頼むべきか?

断然、プロに頼むべきです。

確かにスマホも写真の性能は上がりましたが、プロが使っているカメラで撮影すると違います。

僕も、本体とレンズで25万円以上するカメラを使っていますが、全然違います。

また、ちょっとした角度・光の加減・表情などで見え方は随分変わります。

とにかく、「間に合せで撮った」とか「適当に撮った」と思われると、仕事のクオリティまで低いと思われてもったいないです。

気取った写真は避けるとしても、「ちゃんとしてる」という印象は大事です。

自らは士業として「プロに任せましょう」と言っておきながら、写真やHPに素人感があると、違和感を覚える方もいるはずです。

繰り返しますが、「素人っぽさ」と「親しみやすさ」は違います。

プロに頼む時の注意点

「きちんとイメージを伝える」というのは非常に大事です。

カメラマンによっては、良かれと思って笑顔の写真をたくさん撮ってくれるかもしれません。

ただ士業の場合、特に紛争を取り扱う弁護士の場合は、あまり笑顔が全面に出ると良くない場合もあります(取り扱い分野やキャラクターなどにもよりますが)。

かといって、堅苦しい写真ばかりだと良くない場合もあります。

また、カメラマンの中で「士業のイメージ」があって、それが皆さんの要望とズレているかもしれません。

ですから、最初からカメラマンの指示通りにするのではなく、きちんとイメージを伝えた上で任せるのが良いです。

プロに頼む費用は?

カメラマンによっても、場所や拘束時間などによっても変わります。

僕が撮影に行けない場合にご紹介しているカメラマンだと、3〜5万円(税別)で非常に良い写真を撮ってくださいます。

ご案内

4つのステップに沿って、「何をすべきか」「どういうポイントを抑えるべきか」を具体的に解説しました。

「自分でも作れるの?業者に頼んだほうが良いの?」「業者はどうやって選べば良いの?」といった疑問にもお答えしています。

「そのうちHP作ろうかな(リニューアルしようかな)」という方にも、具体的に検討されている方にも、役に立つ内容になっています。

【まとめ】士業のためのHP制作マニュアル|4ステップ解説
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まとめ

HPの士業紹介ページに、プロフィール写真を載せるべきか?

載せるなら、どんな写真が良いか?

自分で撮っても良いか、プロに頼むべきか?

こういった疑問について、具体的に解説しました。参考になれば嬉しいです。

ABOUT ME
新井 玲央奈
新井 玲央奈
パラレルワーク弁護士
弁護士(16年目)|「人・企業の魅力を伝えたい」という想いから、HP・動画・チラシ・パンフレットの制作、ライティング、コーチング等も行うフリーランスです。
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