当事務所がオススメする「パンフレットとしてのHP」とは?
「士業をサポートする弁護士」として、弁護士・HP制作・動画制作・法律系ライティングなどを行っている新井です。
ホームページ(HP)を持つ目的には色々ありますが、当事務所がオススメしているのは、「リアルのつながりや紹介などで依頼を増やすため」です。
そのために、「パンフレットとしてのHP」を作ることをオススメしております。
「パンフレットとしてのHP」が大切な理由
Google検索に頼らずとも、クライアント・同業者・他士業・仕事関係者・知人などからの紹介、SNS、異業種交流会、地域のコミュニティなど、様々なつながりがあります。
そして、
- 誰かが先生に相談しようと思ったとき、まずHPを見る方が多いはずです
- 誰かから先生のことを紹介されたときも、同様です
- 誰かが先生のことを紹介しようと思ったときも、HPがあれば、メール・LINE・FacebookなどでURLを送れば良いのでスムーズです
このように、HPによって多くの情報を提供できます。
しかもHPは、24時間365日稼働してくれる営業ツールなので、先生自身が直接説明する手間も省けます。
物を買ったりお店に行く際、「事前に調べる」ということが当たり前になっています。
これは、士業に相談する場合も同様です。
「パンフレットとしてのHP」に何を載せるべきか?
客観的情報
- 事務所名
- 肩書
- 氏名
- 住所
- 連絡先(電話、FAX、メールアドレスなど)
当然、こういった客観的情報は載せます。
しかしこれだけでは、「安心して相談できる」とはなりづらいです。
そこで、次のような情報を載せるのがオススメです。
- 事務所の理念や大切にしていること
- どういう方、どういう場合に相談・依頼して欲しいか
- 士業のプロフィール(顔写真・略歴・実績・所属団体など)
- 相談申し込みの方法
- 対応可能な曜日・時間
- 費用の目安
- 取扱分野
- 事務所の外観や事務所内の写真
こういった情報を載せることで、皆様の人柄・業務内容などを伝え、安心・信頼を得やすくなります。
また、ミスマッチも防ぎやすくなります。
相談者にとっては、「よく分からない」ということが不安につながり、相談を躊躇する原因になります。
ですから、説明できることはしておいたほうが良いです。
載せ方に注意
先程書いた項目を載せれば何でも良いかというと、そうではありません。
HP全体のデザインは非常に重要
士業のHPは、決して「最先端のデザイン」や「オシャレさを追求したデザイン」である必要はありません。
しかし、士業としての信頼感や清潔感のあるデザインで、必要な情報が見やすく整理されていることは重要です。
素人感溢れるデザインだと、それだけで不安を与えます。
「親しみやすさ=素人感」ではありませんので、ご注意ください。
また、今はスマホで見る方が多いため、モバイル対応も必須です。
文章も重要
良かれと思って色々書いても、安心・信頼を得られないこともあります。
例えば難しい文章が並んでいれば、「この先生は気難しそう」「この先生に相談したら馬鹿にされそう」といった誤った印象を与えかねません。
士業の方は文章を書き慣れていると思いますが、普段仕事で書く文章とHPに載せる文章(WEBライティング)は違います。
そもそも「最後まで読んでもらえる」という前提が成り立ちませんし、専門用語も出来るだけ避ける必要があります。
その他、一文の長さや改行の入れ方なども、WEBライティングならではの方法論があります。
写真も重要
決してオシャレな写真や、作り込んだ写真を載せる必要はありません。
ただ、スナップ写真や画質の悪い写真、素人感のある写真だと、不安を与えかねません。
プロに頼むのがオススメです
Wix(ウィックス)やJimdo(ジンドゥー)など、自分でHPを作れるツールはたくさんあります。
ただ、デメリットもありますのでご注意ください。
やはりHPは、プロに頼むのがオススメです。
皆様の専門領域でも、理屈上は本人でもできるものが多いはずです(裁判・登記・給与計算・各種申請など)。
でも皆様に依頼すれば、単に「時間を節約できる」だけでなく、「そもそもクオリティが全然違う」はずです。
HP制作は国家資格ではありませんが、やはりプロに頼むと違います。
見栄えが良いのはもちろんですが、目に見えない部分(システムやセキュリティ)も、専門知識がないと難しい面があります。
費用は掛かりますが、
- HPが無いので紹介しづらい
- HPが分かりづらい
- HPの見栄えが良くない
こういった理由で依頼に至らなかった案件について、2〜4件依頼を受けられれば、投資は回収できると思います。
ご案内
4つのステップに沿って、「何をすべきか」「どういうポイントを抑えるべきか」を具体的に解説しました。
「自分でも作れるの?業者に頼んだほうが良いの?」「業者はどうやって選べば良いの?」といった疑問にもお答えしています。
「そのうちHP作ろうかな(リニューアルしようかな)」という方にも、具体的に検討されている方にも、役に立つ内容になっています。
当事務所のHP制作について
まとめ
当事務所がオススメしているのは、「紹介などで依頼を増やすためのHP」。
「パンフレットとしてのHP」と言うと分かりやすいと思います。
参考になれば嬉しいです。