
【法律事務所向け】HPアドレスにhttp”s”が無い危険性と解決法!
インターネットを見ていると、画面上部のURL(アドレスバー)部分に、
・保護されていない通信
・安全ではありません
という表示が出ているのを見たことはないでしょうか?
実は法律事務所のHPでも、こういった表示が出ていることは珍しくありません。
今回は、いつも一緒にHP制作を行っているシステムエンジニア監修のもと、こういった表示の意味と解決法について、法律事務所向けに分かりやすく解説します!
Contents
「保護されていない通信」等と表示されるHPは問題有り!
ネット上には悪質なサイトもあるので、「保護されていない通信」等と表示されると、
・怪しいサイトでは?
・問題のあるサイトでは?
・なんかマズいサイトでは?
こういった印象を受ける方も多いと思います。
そして実際、「保護されていない通信」等と表示されるサイトは、問題を抱えていることを意味します。
一度ご自身のHPにアクセスして頂き、ご確認下さい。
こういった表示が出なければ、この先をお読み頂く必要はありません。
しかし、もし表示が出ていれば、このまま読み進めて下さい。
なぜ「保護されていない通信」等と表示されるのか?
簡単に言うと、「セキュリティ的に安全ではないサイト」であるため表示されます。
具体的に言うと、ネット上のデータのやり取りが、暗号化されていなかったり、安全性の低い状態で行われます。
これは、「情報が抜かれるリスクが高い」ということを意味します。
セキュリティ的に安全なサイト
https://example.com/
このように、httpの後に「s」が付きます(secure(安全)のs)。
セキュリティ的に安全ではないサイト
http://example.com/
このように、「s」が付きません。
※サイトにエラーがある場合、httpsのサイトでも「保護されていない通信」等と表示されることはあります。
GoogleもHTTPS化したサイトを作成するように、公式にガイドを出しています。
「http」のまま放置しておく3つのデメリット
法律事務所に限らず、一般的なデメリットは3つあります。
①SEOの低下
②セキュリティの低下
③情報漏洩のリスクが増加
①SEOの低下
簡単に言うと、「Googleの評価が悪くなるので、検索からHPに来てくれる人が減る」ということです。
Googleは年々HTTPS化(保護された通信)の重要度を高めているので、最終的には検索結果に表示されなくなる可能性もゼロではありません。
②セキュリティの低下・③情報漏洩のリスクが増加
「うちのHPは、クレジットカード情報や銀行情報なんて扱ってないから大丈夫」
そう思う方も、いらっしゃるかもしれません。
でも相談予約やお問い合わせフォームに、「名前」「電話番号」「メールアドレス」「相談内容」等を入力する項目はありませんか?
そのようなデータが漏洩するリスクがあります。
もしご自身のHPから情報漏洩があった場合、当然ながら信頼の低下につながります。
法律事務所ゆえのリスク
どの仕事でも信頼は大事ですが、弁護士は特に大事です。
悩みを抱えている方が、
・ネットで弁護士を探す
・紹介を受けてHPを見に行く
というのは、よくあることです
また、ネット広告や検索サービスに登録されている方もいらっしゃると思います。
相談を考えている方が、いざHPに行ってみたら「保護されていない通信」等と表示されたら、どう思うでしょうか?
たとえHP集客に力を入れていない事務所でも、たとえ見る方がhttpとhttpsの違いを知らなくても、「こういった表示が出ること自体」がマイナスになりえます。
もはやHTTPS化を「あえてやらない理由」はありませんし、「やるなら早い方が良い」と考えています。
解決法は?
簡単に解説すると、セキュリティ証明書をサーバーに設定して、HTTPS化する(安全な通信状態にする)ことになります。
HTTPS化は、サーバーに関する知識があればご自身でも可能です。
具体的なやり方も、検索すれば出てきます。
ただ、そういった知識がない、あるいは忙しくて手が回らないという場合は、専門業者に任せるのがオススメです。
ご依頼頂く場合
我々にご依頼頂ければ、以下の費用でHTTPS化に対応いたします。
対応は、ご依頼から2週間程度で可能です。
1サイト:3万円(税別)
窓口は僕(弁護士新井)がさせて頂き、具体的な作業はシステムエンジニアが行います。
完了まで僕が関与しますので、システムエンジニアに丸投げすることはありません。
※多くのレンタルサーバーではHTTPS化が可能ですが、古いサーバーの場合には対応していないこともあります。
その場合はサーバーの移転が必要となり、それも含めてご依頼頂く場合は、別途追加料金が発生致します。
「現状のサーバーでHTTPS化ができるのか?」といったことも含め、お見積もりは無料ですので一度ご連絡下さい。
まとめ
Googleも推奨する「HTTPS化」に対応していないHPには、アドレスバーに「保護されていない通信」等と表示されます。
法律事務所のHPでも、対応していないことが珍しくありません。
一瞬で分かりますので、一度ご確認下さい。
信頼を失うことにもなりかねないので、早めに対応するのがオススメです。