ホームページ公開後に最低限必要な3つのこと

「士業をサポートする弁護士」として、法律事務所をはじめ士業のホームページ制作を行っている新井です。
ホームページ(HP)は、公開がゴールではなく、公開後も大切なことがあります。
- 新規制作・リニューアルを検討中の方
- HPは持っているが、メンテナンスや更新を行っていない方
そういった方に向け、HP公開後に大切なことを紹介いたします。
「Google検索からのネット集客目的のHP」ではなく、リアルのつながりや紹介などで依頼を増やす「パンフレットとしてのHP」に関するお話です。

【結論】HP公開後に最低限必要な3つのこと
- 相談者・依頼者の反応を見て修正する
- できる限り情報を最新に保つ
- セキュリティやシステムを更新する
コンテンツを充実させたり、ブログ(コラム)を書くのも有効ですが、「なかなか手が回らない」という方が多いと思います。
ですから、「最低限実行していただきたいこと」として、3つ紹介いたします。
①相談者・依頼者の反応を見て修正する

HPは、公開時にベストなものを目指します。
ただ制作段階では、
- 相談を考えている方には、こういう情報が役に立つだろう
- アクセス情報には、こういう情報を載せるとわかりやすいだろう
こういう感じで、様々な「仮説」を立てます。
ところがいざ公開してみると、
- 強みが伝わっていない
- アクセス情報を見ても、道に迷う方がいる
- 注意事項を明記しているのに、読んでもらえていない
こういうことは必ず出てきます。
もちろん過去の制作実績などを通じて、「仮説」の精度は上がります。
それでも、事務所によって当然違いは出てきます。
そこで公開後のリアクションを見て、「仮説」を軌道修正して、文章を変えたり配置を変えることが大事です。
HPの良いところは、いつでも何度でも修正できるところです。
②できる限り情報を最新に保つ

HPを公開した時点では、情報は最新です。
ところが半年〜1年も経てば、所属団体や委員会が変わったり、メンバーの入れ替わりがあったりします。
また、価格を変更したり、消費税率が変わることもあります。
ですから、定期的に点検して最新の情報を保つことが大事です。
とは言え、忙しい中でHPに掛けられる時間は少ないはず。
そこで、
- すぐに変更が生じそうなこと
- 時期が限定されること(この度入所しました○○です、今年は○○など)
こういうことは書かない、というのもオススメです。
③セキュリティやシステムを更新する

HPを動かしている数々のシステムは、定期的にアップデートされています。
その中でも、「セキュリティアップデート」は必ず実施すべきです。
公開(納品)時点では、最新の状態。
しかし、その後も半年に1回はアップデートを行わないと、いわゆる「ハッキング」に遭う可能性が高まります。
信用が重要な士業事務所で、こういったことが起きるのは避けたいところです。
ただし、スマホやパソコンのアップデートと違い、プロに任せないとトラブルが起こるリスクがあります。
公開後もメンテナンスを依頼していれば良いのですが、「何もしてもらっていない」という場合はご注意ください。

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当事務所のHP制作について

まとめ
HPは、完成(公開)したら終わりではなく、その後もしっかりメンテナンスすることで効果を発揮します。
具体的には、次の3点が最低限必要なことです。
- 相談者・依頼者の反応を見て修正する
- できる限り情報を最新に保つ
- セキュリティやシステムを更新する
参考になれば嬉しいです。