HPを持っている士業は確認必須の3つのポイント【2021年版】
HPの話をされても、「仕事が忙しいし、難しい話も分からない」という方もいらっしゃるはずです。
そこで今回は、「これだけは、今確認して頂きたい」というポイントを、3つだけお話しします。
この3点は、「HPを集客に使っているかどうか」は関係ありません。
HPをお持ちの方は、全員チェックして頂きたい項目です。
確認必須の3つのポイント
- HTTPS化(SSL化)が済んでいるか?
- 税込価格の表示義務に対応しているか?
- 定期的にメンテナンスしているか?(特に2018年12月以前に作ったHP)
①HTTPS化(SSL化)が済んでいるか?
HTTPS化というのは、Googleも推奨するセキュリティ対応です。
・対応が済んでいる場合・・・HPのアドレスが「https://〜」となっています。
・対応が済んでいない場合・・・HPのアドレスが「http://〜」となっています。
対応が済んでいない場合、次のような問題があります。
- SEOの低下(検索で上位に表示されづらくなる)
- セキュリティの低下
- 情報漏洩のリスクが増加
また、アドレスバーの横に「保護されていない通信」「安全ではありません」などと表示されるので、閲覧者の印象も良くありません。
詳しくは、下記記事で解説しております。
②税込価格の表示義務に対応しているか?
2021年4月1日から、税込価格の表示(総額表示)が義務化されました。
当然士業のHPも対象です。
意外と盲点ですが、費用の「計算式」を表示する場合も、総額表示が必要です。
例えば、
経済的な利益の額が300万円を超え3000万円以下の場合・・・その5%+9万円(税別)
という表記は、
経済的な利益の額が300万円を超え3000万円以下の場合・・・その5.5%+9万9000円(税込)
という表記に修正する必要があります。
特に士業は、こういったところはシビアに見られます。
面倒ではありますが、対応している事務所も沢山ある以上、対応していないと目立ってしまいます。
対応方法や具体的な書き方は、下記記事で解説しております。
③定期的にメンテナンスしているか?(特に2018年12月以前に作ったHP)
HPを動かしている数々のシステムは、PCやスマホ同様、定期的にアップデートされています。
その中でも、「セキュリティアップデート」は必ず実施すべきです。
特に「2018年12月以前にHPを作って以降、メンテナンスをしていない」という場合は、サポートが切れたシステムで動いている可能性があります。
もちろん「それ以降」に作られたHPでも、アップデートを行っていなければ、セキュリティ等に問題がある可能性は十分あります。
対応方法等については、下記記事で解説しております。
対応はお早めに
今回解説した3つのポイントは、「あえてやらない理由」は無く、いつかやる必要があります。
また、個人情報の漏洩やシステムトラブルが起こってからでは、手遅れというリスクもあります。
当事務所では、キャリア16年のエンジニアと共に、上記全てに対応可能です。
また、「よく分からないから一度見て欲しい」という方には、無料診断をさせて頂きます(問題ない場合には、きちんとその旨お伝えします)。
ご案内
4つのステップに沿って、「何をすべきか」「どういうポイントを抑えるべきか」を具体的に解説しました。
「自分でも作れるの?業者に頼んだほうが良いの?」「業者はどうやって選べば良いの?」といった疑問にもお答えしています。
「そのうちHP作ろうかな(リニューアルしようかな)」という方にも、具体的に検討されている方にも、役に立つ内容になっています。
当事務所のHP制作について
まとめ
「仕事が忙しいし、難しい話も分からない」という方や、「HPで集客しようと思っていない」という方にも、今チェックして頂きたいポイントを解説しました。
いずれもすぐに対応すべきポイントですので、ご自身のHPが問題を抱えていないかご一読下さい。